2010年3月15日月曜日

差金決済取引に注目が集まる

ITという言葉が飛び交っていたのは
もう随分前の話で、最近は改めてIT社会だとか
言われるまでもなく、インターネット、通信、コンピュータなどの
情報に関する技術というのは、人々の生活に深く根付いていますね。

一家に一台以上の情報家電パソコンを所有している家庭が
私の周囲などを見渡してもほとんどですし、
図書館や役所に問い合わせることなく、膨大な情報を
ネットワークを通じて瞬時に得ることができます。
遠出しないと手に入らなかった物や、お値打ちの商品を
通信販売やオークションで簡単に入手することも可能です。
このようにネットワークを使って、可能になってくることというのは
これからも技術の進歩によってどんどんと増えていくことは明確の
ように感じます。
このように改めて書きだす必要さえもないくらい、
当たり前のようになってきています。

そうした中でインターネットを利用して
株やFXといった取引を行う人が増えているわけですが、
そのほとんどが、それ一本で生計を立てているというわけではなく、
アフター5トレーダーと呼ばれる仕事を終えた後に証券取引をする人かと
思われます。
そのアフター5トレーダーの中で注目され、増加してきているのが
CFDを通じて欧米の株価指数を取得して収益機会を求める人だそうです。

CFDとは差金決済取引(Contract for difference)のことです。
投資商品の一つなのですが、証拠金を業者に預託して原資産となる
国内外の株価や金価格など金融商品の価格や指数を参照しながら
差金決済で通貨の売買を行うという取引のことです。

レバレッジをかけて取引を行うということで
非常にFXに似ているのですが、外国為替以外の株式や
株価指数等のことがCFDと呼ばれます。

この取引手段が注目されている中で、
証券各社もサービス、メニューの充実に向けて動いている
状況だと言います。

株を取引する方の中には買ったら持ちっぱなしの人が多く、
損切りなどの対策しかとれないパターンが多く起こっているという中で、
CFDをリスクヘッジ手段として利用するという使い方に注目が
されているのです。
取得している現物株にイベントリスクが発生することが予測できた時に
現物は所持したまま同銘柄のCFDに売りから入ることで
リスクが分散できる可能性があるということのようです。

これから多くの証券会社がサービスを拡充してくるだろう中で
私たちもその動向に注目しておきたいですね。